研修旅行最後に訪れたのは、石川県加賀市にある「中谷宇吉郎 雪の科学館」です。
加賀市片山津出身の中谷宇吉郎氏は、世界で初めて人工的に雪の結晶を作り出すことに成功した科学者で、こちらの建物は中谷宇吉郎氏の紹介や研究内容などが展示されており、雪の結晶をイメージさせる六角形の３つの塔が特徴の記念館です。設計は磯崎新氏によるものです。
加賀市のこの地域では、今も能登半島地震の影響があちらこちらで見られました。
この建物は柴山潟に面した砂地に建てられており、建物周辺で、液状化現象による被害が見られました。
建物の耐震性能の確保もさることながら、インフラの耐震化の重要性も強く感じました。
能登半島地域の一日も早い復興を願っております。
【K . A】
