大学建築学科の皆さんと、大磯町の公園や神社に新築する4か所の公衆トイレの設計を行いました。 公共トイレは「誰もが使いやすく、清潔であること」はもとより「周辺景観に馴染む良好な景観の形成に資する」ものとし、さらには来訪者に「おもてなしの心」を伝えるようなトイレの実現を、という基本プランを提示されました。 学生の皆さんはグループに分かれ、デザイン案のプレゼンテーションをしていただきました。
こちらの公園は、高台に位置し、公園から海を眺めることが出来ます。海沿いであることから、デザインのイメージは波の形状を木材のスリットで表現しています。
こちらの公園の中央にある弁天様の祀られた島には、太鼓橋がかかっています。太鼓橋風のデッキを表現しました。
多くの木に囲まれている立地なので、日が差し込むよう明るい空間にするということに重点を置いて計画しました。
神社の景観を崩さないように木目や白を基調としたデザインにし、近くにハイキングコースもあり、立ち寄りやすいトイレにしました。